アーカイブ

© Island Gallery All rights reserved.

20179/7

作品紹介 / 山本高裕『二重奏』

その砂浜の一部は、上から見ると尖った形をしていて、その先に岩場があった。先端まで行くことも考えた。しかし、これから満潮を迎えるという時間帯だった。砂浜が海に沈んで、撮影終了時に戻ってこれなくなっては困る。僕は結局、両側が海の細い砂場に三脚を立て、波音の二重奏に耳を傾けることにした。そこにいるのは僕一人。贅沢な自然のコンサート。  / 山本高裕

こんにちは。Island Gallery店長の理恵です。現在、好評開催中の山本高裕写真展『空と海と僕と…』は残り4日の会期となりました。本日は、私のお気に入りの作品『二重奏』をご紹介します。
南房総・根本海岸で撮影されたこちらの作品は、空、波、光のコントラストがとても美しく、まるで自分を祝福していくれているかのようなあたたかさを感じます。「なぜタイトルが二重奏なんですか?」と山本さんにお伺いしたところ、「ここには写っていない反対側も実は海なんです。」と教えて下さいました。両側から波が異なるリズムを刻む特別な場所だったんですね。左右 7kmの海岸を独占して贅沢な自然のコンサートを楽しまれたそうです。お話を聞くとより情景が浮かび、作品に惹き込まれます。

今回は語り尽くせないほど、いろんなエピソードが作品ひとつひとつにあるのだそうです。一期一会の風景にこだわられて、同じ場所には行かないと決めて臨まれた撮影。
どの作品もとても新鮮で清らかな気持ちになるのは、山本さんがその風景に出逢ったときの純粋な感動が作品に込められているからかもしれません。

本日も山本さんが在廊され、14:00-17:00はギャラリートーク・ティータイムもございます。お飲み物を召し上がりながら、じっくりお話を伺えるチャンスですので、是非、足をお運びください。

山本高裕写真展 / 空と海と僕と…
会  期 2017年9月2日[土]-10日[日] open 11:00-19:00
入場無料 会期中無休
会  場 Island Gallery
     東京都中央区京橋1-5-5 B1 tel / 03-3517-2125
協  賛 マルマン株式会社 Canson Infinity
協  力 NiSi


作家在廊
9月2日(土)- 3日(日)
9月6日(水)-10日(日)

ギャラリートーク・ティータイム
作家在廊日の14:00-17:00は『ギャラリートーク・ティータイム』を開催します。午後のひとときを、ギャラリートークとティータイムで楽しみましょう。
参加自由 入場無料

関連記事

コメントは利用できません。

安斉紗織 彩色写真画展『 百花繚乱』

美しさ、和らぎ、祝福を与えてくれる花々。 ひとりひとり、一つ一つ、花開き、 羽ばたいてゆけますように、 想いをこめて絵筆を取りました。 安…

20182/18

大塩貴文写真展『始まりのほとり』

ずっと小鳥を追いかけてきた その小さな森の住人達が 子供の頃から想い描いた世界へと 連れて行ってくれるのではと そして水のほとりは …

20182/7

プレミアムトーク / 宮沢和史 詩写真展『琉宮百景~光』

宮沢和史氏のプレミアムトークが先日開催されました。ご参加されたみなさま、ありがとうございました。1時間があっという間に感じられたのではないで…

栗田ゆが 写真展『Sea Change』

一瞬を撮ることはできても永遠を撮ることはできない。ならば、せめて一晩だけでもよいから写真に残したい。 そう思って海に来た。やがて夜が明け日…

20181/23

宮沢和史さんご来廊の巻

本日、夕方に宮沢和史さんが来廊しました。額装された自身の作品を見るのは初めてなので、ひとつひとつを入念に鑑賞されていました。写真と琉歌(書)…

ページ上部へ戻る