2013.06.24
名嘉睦稔展示作品のご紹介 / 「南の緑門」
こんにちは。Island Galleryスタッフのりえです。東京は梅雨空の下、雨露に濡れた紫陽花がきらきらと輝いています。
さて、Island Galleryで開催中の名嘉睦稔木版画 真南風展~光の季節のはじまり~前期「島々の風」展示作品より『南の緑門』のご紹介です。こちらは2006年に彫られた幅90cmもある大作です。
私はこの作品の前に立つと南島の空気に包まれているような感覚になります。今にも緑門の向こうから海風が吹いてきそうです。他にも夏を感じる清々しい作品を多数展示しております。前期は30日(日)までの会期となります。
緑門を抜けて、白く布かれた浜の帯を踏みしめて
波に浸かると、すでに海の神様の中にある。
振り返ると、同じく真青な空を背負って、
抱護林が緑々と輝いている。
少し前まで人が抱かれていた陸の神様の姿である。名嘉睦稔 画文集『風のゆくえ』より
前期 島々の風
6月21日[金]-30日[日] 会期中無休 入場無料OPEN 11:00-19:00