2015.11.12
名嘉睦稔木版画展 / 作品紹介『 響む太陽子(とよむてぃだこ) 』
こんにちは。Island Galleryスタッフのかおりです。名嘉睦稔名作展もあと2日となりました。私の好きな作品「響む太陽子(とよむてぃだこ)」をご紹介します。今日という日は1回しかない、毎日を大切に過ごそうと思える作品です。「響む(とよむ)」とは音が鳴り響くという意味で、沖縄県浦添市にある、てだこホールの緞帳になっています。ボクネンさんの素敵な言葉をご紹介します。
毎日が新しい日で その度に寿ぎの日だと
言うのに僕らの毎日は それを忘れて暮らしている。
忘れることも必要であるけれど、 真実の毎日はその日だけの
一回だけの一日。
生まれたての小どもから若者になりいよいよ、ギラつき、
老いて夕暮をおしみ 次の生の活気をためる為に
死の祝福をあげる。
太陽子はだから グワラン グワランの響みの内に
天空を満ちて 咲くのだ。
名嘉睦稔
夜明けと共に自分自身も新しく生まれ変われると思えるような、元気がもらえる作品です。
実物を見るとパワーを感じて頂けると思います。
名嘉睦稔木版画名作展『大自然からの伝言』
会 期 10月31日[土]-11月14日[土] open 11:00-19:00
入場無料 会期中無休
会 場 Island Gallery
東京都中央区京橋1-5-5 B1 tel / 03-3517-2125