2021.03.01

Island Gallery店長・宿谷麻衣 アーティストデビューのお知らせ

ETC

こんにちは。Island Gallery店長の麻衣です。
寒さがやわらぎ春の気配を感じるこの頃、まだまだ不安の多い日々が続いておりますが、2021年が皆様にとって心穏やかな年になりますように、皆様と笑顔でお会いできる機会がありますようにと願っています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウィルスが猛威をふるい、1年が経ちました。
それに伴い大きく変化していく世界に生きながら、自分が今後この人生でやりたいことはなんだろうと、生き方を見つめ直す時間ができました。心に浮かんだのは、手を動かしたい、土に触れたい、大好きだった陶芸をまたやりたい、という気持ちでした。

思い返せば、ずっとアートと共にある人生でした。物心つく頃には絵を描くこと、手を動かすことが大好きでした。両親に連れられ美術館へ足を運び、偉大な巨匠たちの作品に心奪われる子供時代を過ごしました。
アートに関わる道以外に未来の想像ができなくて、高校で美術専門の勉強がしたいと言ったときも、そこで出会った陶芸の魅力から、美術大学で陶芸を学びたいと言ったときも、快く了承してくれた両親のおかげで、進むことが出来ました。

アートと共にある、というより、アートのそばにいたくて、道を選んできたのだと思います。学ぶことだけでなく仕事も、陶芸に携わる職をはじめ、現在のIsland Galleryへ入社したのも、アートに関わっていたいからでした。

ここで素晴らしい写真家や芸術家の皆様と共に過ごし、作品作りの姿勢や生き様を間近で拝見するうちに、いつしか私の中にあった自ら作品を生み出すことへの欲求に、再び火が灯っていたことに気が付きました。

その想いをIsland Gallery代表である石島さんが汲んでくださり、Island Galleryからの陶芸家デビューを目指すことになりました。現在、スタッフの濱中さんに多大なサポートをいただきながら鋭意創作活動に励んでいます。

初お披露目となる展覧会は4月6日(火)-11日(日)を予定しております。詳細はまた改めてお知らせいたします。

アートは、心の支えだと思います。この世の中のように、人と気軽に会えなくなってしまい孤独を感じるときも、そばにいてくれる。ひとりじゃないよと語りかけてくれる。喜びも悲しみも、分かち合ってくれる。
私も誰かの心にそっと寄り添えるような作品を作っていきたいです。

店長として陶芸家として、どちらも頑張ってまいりますので、どうか温かく見守っていただけましたら幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


Island Gallery 宿谷麻衣

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