2011.05.14

海森彩生写真展 | 今年の夏、明治神宮で開催します。

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東日本大震災の日から二ヶ月が経ちました。アートを生業にするこの業界は、つくづく平和の上に成り立っているんだと実感させられる毎日です。アートのプライオリティとしては、衣食住が十分足りて、次か次くらいでしょうか?いやいや、残念ながらもっと後回しでしょう。
 
普段はあまりテレビを見ることが無かったけど、この時は情報ほしさに、ずっとかじりついていた。何度も映し出される津波の映像に、知らず知らずのうちに心が荒んでいく。しかし1週間が過ぎた辺りからだろうか。テレビを離れてラジオにスイッチした。もちろんこちらも刻々と伝えられる震災関連の情報が中心だが、それでも時折、緩やかな音楽が流れるようになっていた。
 
現状を把握し、今後はどのような行動をしたらよいのか判断をする為にも、的確な情報は必要だった。しかし音楽が流れてきた時、そう、3分くらいだったでしょうか。最後のフレーズがフェードアウトして、また震災関連の情報になった時、ふと気が付いたのは、その3分くらいの間は、心が完全に解き放たれていたと言うこと。凄く楽になった記憶があります。私たちには音楽は必要なんだ! そしてアートもまた同じように、必要なんだと言うことを確信したのでした。
 
災害時の初動は、何しろ命を救う事だ。そして助かった命を繋ぐ事。それから復旧復興となるわけだが、こんな時はアートや音楽の持つ力は知れている。しかし時間が経つに連れて、心のケアが必要になってくる。つまりアートや音楽の出番だ。
 
前置きが長くなりましたが、私たちに出来ることと言えば、やはりアートを通してアクションする事です。
 
Island Galleryは、今年の夏、明治神宮で開催する、東日本大震災へ祈りをこめた一般参加型の『海森彩生写真展』を企画しました。オフィシャルサイトもすでに立ち上がっています。どうぞ、こちらをチェックしてみてください。
 
Island Gallery
代表 石島英雄
 
 

+海森彩生写真展
http://umimori.com
 
祈り 希望 海 森 再生をテーマに一般参加型『海森彩生(UMIMORISAISEI)』写真展を開催します。
 

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