初めて名嘉睦稔作品に出会って衝撃を受けたのが1993年11月。それから世田谷に名嘉睦稔作品を扱う小さな画廊を構えるまでには、さほどの時間は要しませんでした。初めはスペースの半分を名嘉睦稔作品が占めていて、他のアーティストも扱っていたのですが、徐々にその比率が変化していって、とうとう『ボクネンズアート東京』と言う名称で営業するまでになったのでした。

私もアーティストのプロデュースというのは初めての経験だったので、模索しながらの船出となりましたが、名嘉睦稔に集う多くの仲間達に支えられながら、テレビ・ラジオ・雑誌などメディアへの露出や、美術館での展覧会開催などを通して徐々に話題になり、アート界でもその名を知られるようになりました。
手狭になった世田谷の小さな画廊から、現在の京橋に移転して11年。ここまでこれたのも、名嘉睦稔を応援してくださる、みなさまの大きな支えがあったからに他なりません。

ここでビッグニュースです。2010年7月、沖縄の美浜に、BOKUNEN ART MUSEUMがオープンすることになりました。現存しているアーティストの個人美術館としては、かなり大きなモノです。しかも建物全体のプロデュースを手がけ、造形したのも名嘉睦稔本人です。これは過去最大の名嘉睦稔作品と言うことになります。限りなく直線を排除して曲線が活かされたその建物は、時を経るごとに増殖するかの如く四方に樹を配置し、まるでイキモノのように成長をします。新たな名所になること必至です。沖縄にお越しの際は、是非訪れてみてください。

さて、本題ですが、この美術館がオープンするのと同時に、ボクネンズアート沖縄は、AKARA GALLERYとして、また、ボクネンズアート東京は、Island Galleryとして生まれ変わります。それぞれ名嘉睦稔作品を扱う常設画廊として、そのまま機能しますが、今後は他のアーティストも扱っていく事になります。

Island Galleryでは、新たなる才能を見出し、この“島”から素敵な出会いをプロデュースしていきたいと思います。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします。

Island Gallery
代表 石島英雄