作品紹介 / 安斉紗織『Plumeria 神の宿る花に願い込めて』

2020.07.07

作品紹介 / 安斉紗織『Plumeria 神の宿る花に願い込めて』

こんにちは。Island Gallery店長の麻衣です。
新型コロナウイルスに自然災害と、辛い出来事が続いています。胸が痛み不安も多い日々ですが、ひとりでも多くの方が助かりますように、少しでも心穏やかに過ごせますように、願っています。本日は七夕です。願いを胸に、彩色写真画家・安斉紗織の作品を紹介させていただきます。

暗闇にそっと浮かび上がるプルメリアの花々が愛らしい一枚です。金の彩色を纏うことで神々しくもあり、心惹かれます。ハワイの象徴的な花であるプルメリアは、神様の宿る花と呼ばれ、幸運の象徴だそうです。大切なひとの幸せを願うという意味もあり、贈り物としても大変人気があるとのことです。
花びらの一枚一枚にも意味があり、ハワイの人々の言葉を大切にする文化を感じることができます。この作品のように、暗闇の中でも希望の光は、きっと咲いているのだと信じています。

今週末からは大阪で、8回目の開催となる安斉紗織の彩色写真画展『焔花～ Best Selection』が始まります。
定期的な消毒の徹底やマスク着用での鑑賞のお願いなど、感染予防に努めてまいります。ご来廊お待ちしております。