2019.10.06

大塩貴文 柴田 祥 / 少作品展 展示作品紹介

ETC

こんにちは。Island Gallery店長の麻衣です。
現在好評開催中の企画展『小作品展~小さな窓から始まるアートの旅~』では、Island Galleryで活躍する10名の写真家の作品を展示しています。
すでに多くの方に足をお運びいただいていますが、これからお越しいただく皆様によりご鑑賞を楽しんでいただくべく、今日から2名ずつピックアップしてご紹介をしていきます。
初日は大塩貴文さん・柴田祥さんです。

▼大塩貴文・展示作品紹介

小鳥王子の愛称で親しまれながら、近頃は風景作品にも精力的に取り組み、表現の世界を広げています。次回18日(金)から始まる三人写真展も美しい風景作品を展示される予定ですが、今展覧会では原点回帰もかねて、小鳥と小動物の愛らしい作品を選んでいます。『実りに喜びを歌う』はシジュウカラを撮影した作品。秋色の鮮やかな世界にちょこんと留まり、タイトルの通り歌っているような姿は、見ていてほっこりした気持ちになる一枚です。

▼柴田祥・展示作品紹介

故郷である青森・津軽平野での撮影に力を注ぎ、研ぎ澄まされた独自の感性で世界を作り続ける柴田祥。モノクロームや極度に色彩を抑えた表現が多くの方に愛されていますが、カラー作品もとても魅力的な写真家です。
2016年に発表した『津鉄』は、津軽での生活に欠かせないローカル線・津軽鉄道を主役にした写真展でした。作品『春うらら』からは、桜のトンネルを潜り、芽吹く緑の向こうからやってくるオレンジ色の車両が、人々を運びながら車両そのものも春の訪れを喜んでいるような温かみを感じます。

ご紹介した作品を中心に、様々な作品を展示しています。
会期は13日(日)まで、ぜひお気軽にお越しください。

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